五十の春に 1 一からだに合わぬ体こころに合わぬ心胃に腹に切開手術を受け一つの手紙もない 二きのうはすでに去年の雪と思え 消えたと思え来年は向こうからやってくる明日もやってくるはじめての人も新しい言葉も青空文庫より引用